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SAPICA電子マネーにおける札幌市と北洋銀行の提携について

 

基本合意書締結の様子

『SAPICA』は、交通サービスだけではなく、商業利用や行政利用などさまざまなサービスを提供する「市民カード」として、札幌市がこの事業を推進していくことを平成18年度に決定したところです。

SAPICAの交通サービスについては、平成21年1月30日から札幌市営地下鉄における利用が開始となり、次の事業として、商業分野や行政分野でも活用できる電子マネー事業の検討を進めてきたところです。

電子マネー事業は、地域経済の活性化を目的としており、そのためには民間事業者と連携した事業展開が必要であり、その可能性について模索していたところ、株式会社北洋銀行より開発への協力の申し出が得られたため、今回連携の枠組みを協議の上、大筋で合意にいたり、平成22年3月19日に基本合意書の締結を行いました。

今回の合意内容としては、以下の3点です。

1. SAPICAの商業利用・行政利用のためのサービス基盤の整備は、札幌市と北洋銀行が共同して行う
2. 電子マネーのサービス開始時期は平成23年春を目途とする
3. 電子マネーサービスの開始に合わせ、北洋銀行におけるキャッシュ/クレジット一体型カード「clover」にSAPICA機能を付加した「clover/SAPICA/（仮称）」を発行する

今後は、平成23年春のサービス開始を目指し、システム開発と同時に地元商業者へのPRなどを共同で進めていきます。